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選択理論に基づく リードマネジメントの実践と研究

このサイトは、「選択理論心理学 一個人の実践と研究」の姉妹サイトであり、選択理論心理学に基づく、「人と組織のマネジメント手法」である「リードマネジメント」について取り上げています。

 

リードマネジメントについては、たとえば、選択理論心理学会HPの説明を読んでも、今一つとらえにくく、個人が日常的にこのマネジメントを実践していこうとするときに、「何を、どうすればいいのか」が分かりにくいところがあります。

 

ところで、「人をマネジメントする」ということの意味ですが、ここでは、「自分が意図することを、人を介して行うこと」ととらえています。上司が自分の思うように部下に仕事をさせたり、先生が生徒に勉強させたり、親が子供をしつけたり、というように、「自分の思うことを、相手にさせること」は、すべて、「相手をマネジメントすること」と捉えることができます。

 

そして、選択理論では、上司が地位や権力を背景に、部下に対して非難、叱責、懲罰などの強い外的コントロールを使い、力によって相手を押さえつけ、相手を恐れさせることで、一方的に相手を従わせようとするようなマネジメントのことを、「ボスマネジメント」と呼んでいます。

 

ボスマネジメントは、会社だけでなく、親が子供にしたり、先生が生徒に対して使ったり、というように、家庭や学校でもよく見られます。

 

ボスマネジメントは、選択理論の立場から見ると、相手の欲求を阻害し、相手との人間関係を悪化させ、信頼関係を壊してしまいがちです。そして、ボスマネジメントをしても、相手は自分の思うようには行動してくれず、行動してくれたとしても、いやいやであったり、時間がかかって、レベルの低いことしかしてくれない、ということがよくあります。

 

このようなことから、選択理論では、ボスマネジメントをやめ、選択理論に基づく「リードマネジメント」を採用することを勧めています。というより、選択理論に基づいてマネジメントを行うと、リードマネジメントになるという関係にあります。

 

このサイトでは、主催者が、職場や家庭、その他で、リードマネジメントを実践しようとするにあたって、いろいろな選択理論心理学の本を読んだところから、要するに、「リードマネジメントとはこういうことだろう」ということをまとめてみたものであり、主催者にとって、自分が置かれている職場環境等で使い勝手のいい「リードマネジメント」ととして、個人用にカスタマイズしたものともいえるかもしれません。そのため、主催者の主観や意見もかなり入っていることをご了承ください。